「輪島塗太郎」は石川県輪島市にて「輪島塗の製造、店頭販売・体験工房・漆蔵喫茶」を運営しております。
現在、総勢10名のスタッフが在籍しており「自社で本物の生漆」を取り扱い、「本物の輪島塗を製造・検査」をし、「製造元がはっきりとしている本物の輪島塗の提供」を、比較的低価格で提供させていただいております。
輪島塗太郎は「品質」「商品の仕上がり」にこだわっているからこそ、皆様にお伝えしたいことがございます。
市場に出回っている輪島塗商品・・・何だか、値段がまちまちだとは思いませんか?
同じように見える箸やお椀が、一方ではワンコインで買える値段で、そのまた一方で5,000円と決して安いとは言えないお値段。 同じようなものなのに…と、不思議に思ったことはありませんか?
それには理由があるのです!
輪島塗が高い理由、その中で「輪島塗太郎」がお手ごろ価格な理由があるのです!
輪島塗は石川県輪島市の伝統工芸品です。本物の輪島塗とは「輪島の職人の手により、輪島地の粉(わじまじのこ)を使い、布着せ本堅地(ぬのきせほんかたじ)を施し、手作業で塗り上げられた塗り物のみ」につけられる総称です。 自然素材のみを使用し、手作業・手作りで、天然木を使った天然漆塗りのもので、丈夫さと仕上がりの美しさに加え、修繕のしやすさも兼ね備えた素晴らしい伝統工芸品です。
製品が仕上がるまでの工程は20~30以上におよび、ひとつの製品が仕上がるまでに、最低でも4~6ヶ月ほどかかります。 各工程によって職人さんは変わり、木地は木地の職人さんが、下地は下地の職人さんが、塗りは塗の職人さんが…と、ひとつひとつの工程で手がける人間が変わるのが一般的です。わかりやすく(略図ではありますが)図で説明させていただきます。
輪島塗製造において、上記のように各工程によって技師が変わることは稀ではありません。
こだわりがあるからこそ、木地は木地専門の技師さんに、塗りは塗り専門の技師さんにお願いするのです。 そのため、各工程に手数料や賃金が発生し、店頭で販売されるまでに料金が膨れ上がるのです。ひとつひとつに見合った技術料をお支払いするため、どうしても高価になってしまう輪島塗。
しかし、「輪島塗太郎」じゃ石川県輪島市に自社工場と店舗を持ち、下塗りから仕上げまでの全工程を自社工場で行っているため製作途中に外注して技術料を支払ったり、販売する上でマージンが発生したりすることがありません。つまり、「自社で本物の生漆」を取り扱い、「本物の輪島塗を製造・検査」をし、 「製造元がはっきりとしている本物の輪島塗の提供」を、比較的低価格で、かつ、間違うことなく販売できる強みがあるのです。
輪島塗をお買い上げの際には、「本物」を手に取っていただくためにも輪島漆器だけにかかわらず塗り物は、「自社工房を持った店舗」にて求めることを強くおすすめします。
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